現場に行かずにシステム連携!?「クラウド」が自治体の常識を変える


先日、ある自治体様で「Jアラート受信機」とミライエのシステムを連携させる作業を行いました。

ミライエはクラウドシステムなので、私たちは自社オフィスから遠隔で設定作業を完了させました。すると、現地で立ち会われていた保守会社の方から、「えっ、現場に来なくて作業できるんですか!?」と非常に驚かれました。

少し前までは、自治体のシステムといえば「庁舎内のサーバー室に大きなコンピューターを置き、そこにソフトをインストールする」というオンプレミス型が当たり前だったからです。

今回は、現場での実体験を交えながら、ミライエが考える「クラウドのメリットとデメリット」を正直に整理してみたいと思います。


クラウドシステムのメリット


メリット1:場所の制約から解放される(遠隔作業とBCP)

今回のJアラート連携のように、専門的な設定も遠隔でスピーディーに行えます。 これは、災害時にも大きな強みになります。もし庁舎が被災して立ち入れなくなっても、職員の皆様は避難所や自宅から、ネットを通じてシステムを操作し、住民に情報を届けられます。「システムが庁舎と運命を共にしない」。これこそがクラウドの大きな安心です。


メリット2:世界レベルのセキュリティが「標準装備」

「ネットに繋ぐのは不安」という声も聞かれます。しかし、自前で数千万円かけて鉄壁のサーバー室を作るよりも、AmazonやGoogleといった世界企業が日々数千億円を投じて守っている「クラウドの防壁」を利用する方が、結果として遥かに安全で最新の対策が施されます。


メリット3:進化のスピードが止まらない

オンプレミス型は一度導入すると、数年後の「更新時期」まで中身が古いままになりがちです。クラウドなら、前回の記事でご紹介したように、システムを動かしたまま裏側でどんどん最新機能にアップデートできます。


デメリット:唯一にして最大の懸念は「ネット環境」

もちろん、いいことばかりではありません。最大の弱点は「インターネットが切れたら何もできない」というリスクです。

大災害で通信回線が物理的に切れてしまった場合、クラウドにはアクセスできません。これを防ぐために、ミライエでは以下のような対策を推奨しています。

  • 通信の多重化: 光回線だけでなく、衛星通信(Starlinkなど)や、複数の携帯キャリア回線を活用する。
  • バックアップ体制: 万が一の際も、別の手段(防災無線や電話など)で補完できるフローを整えておく。


結論:なぜミライエはクラウドを選ぶのか

保守会社の方に驚かれた「遠隔作業」は、単に私たちが楽をするためではありません。「どこにいても、常に最新で安全なシステムを、瞬時に届けるため」に不可欠なものだと考えています。

「庁舎の中に機械がある安心感」も分かります。しかし、これからの自治体DXにおいて、物理的な場所にとらわれない柔軟なクラウドは、住民の命を守るための「最強のインフラ」になると私たちは信じています。

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